「悲し
さ」_感情の波数スペクトル
(その
11)
「意識の科学としての名言と名言対」で述べて
きていますように、言葉は人間の意識(アクシオン場)の波動関数の測定値とみるこ
とができます。言葉はエゴの発育とともに現れますが、E. H.
Walkerらの実験結果を踏まえ「磁流理論」ではエゴは脳の扁桃体でのアンダーソン局在だと見ています。そこで言
葉も波動関数が「測定」によって収縮したものと見なせます。(1)(2)
感情も同様で、感情の中枢でもある脳の扁桃体がカオスになると真の霊能力・サイ能力が一切発揮で
きなくなることをお伝えしてきていますが、その感情、実は昨年(2022年)ノーベル物理学賞の
「量子エンタングルメント」しているすごく精密な存在であることが判明しました。「喜」「怒」
「哀」「楽」は測定(観測)によって波動関数が収縮した幻であり、実在は量子エンタングルメントし
ている「喜怒哀楽」だったのです。だから「苦」を測定(観測)したので「楽」があり「楽」を測定
(観測)したので「苦」ということになるということです。心理学でいう「幸せ」は実はネガティブ感
情で「うつ」を測定したので出てくる幻でした。そして測定(観測)しないでエンタングルメントのま
までいるとその「幸せ」を凌ぐ「愉しさ」と真の霊能力・サイ能力が最大出力で発揮されるという機構
があることも判明しています。(3)
その感情がどんな波数スペクトルとして測定(観測)した結果なのかを、小説家や作家の感情表現用
語とそういう表現をしているその小説家や作家の波数から求めてみました。その小説家・作家
が測定(観測)しない感情は表現されませんので、小説家・作家の波数によってどういう感情表現をす
るかには実は偏りがあるわけです。
ある感情の波数スペクトルが判明すればそれと足して99・・・となる感情の片割れあるいは組にす
ぎないと認識できますので、真の霊能発揮の境地、悟りの境地に役立ちます。
感情の波数スペクトル第11回目は「悲しさ」です。
「悲しさ」の感情表現例:
「げんは云おうとすれば抵抗を感じながらも云えるだけに心を柔らげることを知っていたが、碧郎の心
には、云えないかなしさだ
けしかなかった。」
(『おとうと』幸田文
1904年9月1日生まれ、波数5+9+1→6)
「お屋敷の子と生まれた悲哀(かなしさ)はしみじみ
と刻まれた。」
(『山の手の子』水上瀧太郎
1887年12月6日生まれ、波数6+3+6→6)
「五月のキウリの青味には、
胸がカラッポになるような、うずくような、くすぐったいような悲しさが在る。」
(『女生徒』太宰治
1909年6月19日生まれ、波数1+6+1→8)
・・・
これらから集計すると波数分布は下図のようになります。

「悲しさ」の波数スペクトル
「悲しさ」という感情は、波数6を強くもつ人
が測定(観測)しやすく、波数7を強く持つ人は測定(観測)しにくい感情だということ
がわかります(χ2乗検定、p 値<0.03)。
「磁流理論」的には、波数
6の成分は適量だとポジティブですが、過剰や少量すぎるとネガティブな感情が起きることがわかって
います。一方、脳科学的には、オレキシンが低レベルだと「悲しさ」が出てくることがしられていま
す。このオレキシンは波数6の神経伝達物質です。
波数7を強くもつ人はストレスがかかるとそれに対抗するためのコルチゾール(波数7物質のひと
つ)が分泌されやすい人とみられますが、「悲しさ」というストレス時にも不感になるとみてよいで
しょう。
波数とホルモン(神経伝達
物質)の関係については「ドーパミ
ンな人びと−明石家さんまはドーパミンだった」もご覧ください。
文献
(1)佐佐木康二 「波動関数を収縮させない生き方」 東北日本サイ科学会 2011.8
(2)佐佐木康二 「意識の科学としての名言と名言対」 東北日本サイ科学会 2013.4
(3)佐佐木康二 「感情は量子エンタングルメントだった!」 東北日本サイ科学会
2023.4
(4)中村明編 「感情表現辞典」
東京堂出版 2003
◎「磁流理論」では神経伝達物質
などの波数が明らかとなっているためその波動場を再現・発生する装置の開発に成功していま
す。そのひとつであるメラトニンの「量子状態テレポート装置」を紹介します。波数7を強く
持つ人がコルチゾールを分泌
してストレスに強い、といっても
過剰すぎるとガンなどの病気になります。その場合同じ波数7のホルモンであるメラトニンが
分泌されると抗酸化作用でガンなどを未然に防ぎます。メラトニンの「量子状態テレポート装
置」はこのメラトニンを模擬する波動場を放つ装置です。:
◎生年月日から求める波数の出し
方はこちら:
生年月日は本来の性格を表している −
波数による性格診断
(c)
2024 NLL物理研究所
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