「癇癪 (かんしゃく)」_感情の波数スペクトル

(その 12)

 

 

 「意識の科学としての名言と名言対」で述べて きていますように、言葉は人間の意識(アクシオン場)の波動関数の測定値とみるこ とができます。言葉はエゴの発育とともに現れますが、E. H. Walkerらの実験結果を踏まえ「磁流理論」ではエゴは脳の扁桃体でのアンダーソン局在だと見ています。そこで言 葉も波動関数が「測定」によって収縮したものと見なせます。(1)(2)

 感情も同様で、感情の中枢でもある脳の扁桃体がカオスになると真の霊能力・サイ能力が一切発揮で きなくなることをお伝えしてきていますが、その感情、実は昨年(2022年)ノーベル物理学賞の 「量子エンタングルメント」しているすごく精密な存在であることが判明しました。「喜」「怒」 「哀」「楽」は測定(観測)によって波動関数が収縮した幻であり、実在は量子エンタングルメントし ている「喜怒哀楽」だったのです。だから「苦」を測定(観測)したので「楽」があり「楽」を測定 (観測)したので「苦」ということになるということです。心理学でいう「幸せ」は実はネガティブ感 情で「うつ」を測定したので出てくる幻でした。そして測定(観測)しないでエンタングルメントのま までいるとその「幸せ」を凌ぐ「愉しさ」と真の霊能力・サイ能力が最大出力で発揮されるという機構 があることも判明しています。(3)

 その感情がどんな波数スペクトルとして測定(観測)した結果なのかを、小説家や作家の感情表現用 語とそういう表現をしているその小説家や作家の波数から求めてみました。その小説家・作家 が測定(観測)しない感情は表現されませんので、小説家・作家の波数によってどういう感情表現をす るかには実は偏りがあるわけです。

 ある感情の波数スペクトルが判明すればそれと足して99・・・となる感情の片割れあるいは組にす ぎないと認識できますので、真の霊能発揮の境地、悟りの境地に役立ちます。

 感情の波数スペクトル第12回目は「癎癪」です(癎は癇の異体字です)。

癎癪」の感情表現例:


「以上は、払えども払えどもぶうんとやって来るうるさゝに、癎癪を起しながらの感想であ る。」
(『ブラリひょうたん』高田 保 1895年3月28日生まれ、波数+3+1→

 

「一日中かけ放しのラジオに は一番困った。癎癪の起る のを耐えていると、顔から体へ、汗の噴き出すことが屢ゝあった。」
(『そばやまで』永井龍男 1904年5月20日生まれ、波数+2→3)

 

「───もう誰も来やしませ ん。待ってることはない。始めたらどうですか。 と谷崎さんが癎癪を起した。」
(『竹の会』小沼丹 1918年9月9日生まれ、波数1+→1)

 

・・・

 これらから集計すると波数分布は下図のようになります。


癎癪」の波数スペクトル

 癎癪」という感情は、波数9を強くもつ人 や波数5を強くもつ人が測定(観測)しやすく、波数4を強く持つ人は測定(観測)しにくい感情 だということがわかります(χ2乗検定、p 値<0.03)。

 

 ノルアドレナリンは、スト レス時などに過剰に分泌されると即時のイライラや怒り、攻撃性や恐怖感が増大するといわれている (交感神経の)神経伝達物質ですが、そのノルアドレナリンの波数は9です。そしてその反応の指令を 出すのが波数5物質であるCRH(副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン)です(当方「磁流研究室」のホームページを参 照)。

 医学的に癇癪持ちとノルアドレナリンの密接な関係も指摘されています。

 癇癪と、(最近の人工電磁波の増大とともに増えている)発達 障害との密接な関係が一般的にも指摘されています。発達障害は、有力説として、愛のホ ルモンであるオキシトシン、その受容体の異常ということがいわれており、実はそのオキシトシンは波 数9、オキシトシン受容体は波数5なのです。

 波数4についてはその代表的な神経伝達物質としてセロトニンがあり、セロトニンが分泌されると心 の安定、幸せ感が持たらされるとされますが、波数4の成分を強く持つ人はこのセロトニンの分泌が多 いので癇癪には至らないといえるでしょう。

 

 波数とホルモン(神経伝達 物質)の関係については「ドーパミ ンな人びと−明石家さんまはドーパミンだった」もご覧ください。


文献
(1)佐佐木康二 「波動関数を収縮させない生き方」 東北日本サイ科学会 2011.8
(2)佐佐木康二 「意識の科学としての名言と名言対」 東北日本サイ科学会 2013.4
(3)佐佐木康二 「感情は量子エンタングルメントだった!」 東北日本サイ科学会 2023.4 

(4)中村明編 「感情表現辞典」 東京堂出版 2003

 

 

◎発達障害の人にもよい のではないかと思って開発したのが「思いやり発生器」(CG-1)です。オキシトシン受容 体の波動を使用しています:

 

 


◎セロトニンの「量子状態テレ ポート装置」もあります:

 

 

 

◎生年月日から求める波数の出し 方はこちら:

 

 生年月日は本来の性格を表している − 波数による性格診断

 

(c) 2024 NLL物理研究所