「歓喜」
_感情の波数スペクトル
(その
9)
「意識の科学としての名言と名言対」で述べて
きていますように、言葉は人間の意識(アクシオン場)の波動関数の測定値とみるこ
とができます。言葉はエゴの発育とともに現れますが、E. H.
Walkerらの実験結果を踏まえ「磁流理論」ではエゴは脳の扁桃体でのアンダーソン局在だと見ています。そこで言
葉も波動関数が「測定」によって収縮したものと見なせます。(1)(2)
感情も同様で、感情の中枢でもある脳の扁桃体がカオスになると真の霊能力・サイ能力が一切発揮で
きなくなることをお伝えしてきていますが、その感情、実は昨年(2022年)ノーベル物理学賞の
「量子エンタングルメント」しているすごく精密な存在であることが判明しました。「喜」「怒」
「哀」「楽」は測定(観測)によって波動関数が収縮した幻であり、実在は量子エンタングルメントし
ている「喜怒哀楽」だったのです。だから「苦」を測定(観測)したので「楽」があり「楽」を測定
(観測)したので「苦」ということになるということです。心理学でいう「幸せ」は実はネガティブ感
情で「うつ」を測定したので出てくる幻でした。そして測定(観測)しないでエンタングルメントのま
までいるとその「幸せ」を凌ぐ「愉しさ」と真の霊能力・サイ能力が最大出力で発揮されるという機構
があることも判明しています。(3)
その感情がどんな波数スペクトルとして測定(観測)した結果なのかを、小説家や作家の感情表現用
語とそういう表現をしているその小説家や作家の波数から求めてみました。その小説家・作家
が測定(観測)しない感情は表現されませんので、小説家・作家の波数によってどういう感情表現をす
るかには実は偏りがあるわけです。
ある感情の波数スペクトルが判明すればそれと足して99・・・となる感情の片割れあるいは組にす
ぎないと認識できますので、真の霊能発揮の境地、悟りの境地に役立ちます。
感情の波数スペクトル第9回目は「歓喜」です。
「歓喜」の感情表現例:
「ドン・マティヤスの邸宅が燃え上る焔は、ドン・ペドロに、世に一冊しかない書物の所有名たる満足
と歓喜を燃え上らせる焔で
もあった。」
(『バルセロナの書盗』小沼
丹 1918年9月9日生まれ、波数1+9+9→1)
「私は私の正気に、そして生
命に絶大な歓喜を感じずに
はいられないのだ。」
(『私の眼』永井龍男
1904年5月20日生まれ、波数5+5+2→3)
「何という荘厳(しょうご
ん)、何という歓喜でござ
いましよう。」
(『地獄変』芥川龍之介
1892年3月1日生まれ、波数2+3+1→6)
・・・
これらから集計すると波数分布は下図のようになります。

「歓喜」の波数スペクトル
「歓喜」という感情は、波数1を
強くもつ人や波数3を強くもつ人が測定(観測)しやすい感情だということがわかります
(χ2乗検定、p 値<0.00)。
脳科学的には、恋をすると
ホルモンPEA(フェニルエチルアミン)が分泌され快感をもたらすとされるドーパミンの分泌を促す
ということが言われています。さらにこの逆作用、つまりドーパミンの分泌が結果的にPEAを増やす
ということも言われていますが、実はこのPEA、その波数は3、ドーパミンは波数1であることが
「磁流理論」で明らかになっています。よく見かける不倫カップルはこの波数3と1の組み合わせであ
ることが多いです。波数とホルモン(神経伝達物質)の関係については「ドーパミ
ンな人びと−明石家さんまはドーパミンだった」もご覧ください。
文献
(1)佐佐木康二 「波動関数を収縮させない生き方」 東北日本サイ科学会 2011.8
(2)佐佐木康二 「意識の科学としての名言と名言対」 東北日本サイ科学会 2013.4
(3)佐佐木康二 「感情は量子エンタングルメントだった!」 東北日本サイ科学会
2023.4
(4)中村明編 「感情表現辞典」
東京堂出版 2003
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(c)
2024 NLL物理研究所
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