この文献は「マインド・シミュレータ」というNLL開発の装置のマニュアルとして書かれたものであるが、その冒頭に
『1.発明のきっかけと説明している。この説明だけではお分かりにくいかとも思われるが、要するに誕生日占いとして知られるカバラ等の「数秘術」の内容は科学的にかな り正しいものがあると分かったということである。「数秘術」の性格表現等には諸説があるが、以下に一例として 斉藤啓一 : 秘法カバラ数秘術 学研(1987年) という文献にある、各誕生日から単数変換というもので算出される秘数というものと、それがもつ性格、意識の種類を示した表をあげてみ たい。かっこ内の波数は、NLLのスカラー波発生器による実験で、これらの性格、意識の種類 に対応すると判断された(磁流の)波数である。よく一致している。
NLL物理研究所の"スカラー波"発生器をできるだけシンプルにし、誰にでも使ってい ただけるようにしようという研究をしたのがきっかけだった。以前に発表したように(文献1,2)、この波動の(ことに生体におよぼす)性質は 周波数によって一貫した説明が可能であった。同時にその説明から「磁流の基本経路」と いうエネルギーの幾何学的な単位が存在することが判っていた(文献1,2,3)。そこでこの幾何学的要素を取り入れれば所定の目的を果たせる と考えた。実験でも確かに周波数のみならず、波の形(角度あるいは波数)によって波動の性質が全く変わることが判った。そのような経緯を経 て、周波数が各チャクラや生気光線に連動し、各チャクラや色彩は生体機能上の役割分担や心理と対応していたように、角度あるいは波数もまた、 生体機能上の役割分担や心の諸相と連動していることが判って来た。そして偶然にも、古代科学の伝承のなごりと思われるカバラ等の秘数と、"スカラー波"発生素子の製作上に用いる角度に対応する波数の数値とが、一致することが判って来た のだ。カバラにも諸説があるが、それらの共通項的なものとよく一致し、またよく一致するものを見い出せるのである。〔(カバラの)秘数もまた 心の諸相を述べているのである。〕
こうして、"スカラー波"発生器によって、心の諸相を(繊細な人間の心に比ぺたらレぺ ルはまだまだ粗雑だが)電子装置的に再現できることが判って来た。
〈文献〉
1.佐佐木康二 : 時空(宇宙)は磁流(タキオン流)についての分布定数回路網そのものである 第3回日本サイ科学会年次大会(予稿集有り)平成元年11月19日
2.(1)佐佐木康二 : 「多気音」 No.1 (1989.7) NLL物理研究所
(2)佐佐木 : 時空はタキオン流についての分布定数回路網そのものである サイ科学 Vol.13 No.1 JULY 1990(日本サイ科学会)左記は上記(1)の部分転載。
3.佐佐木康二 : 「多気音」 No.2-1,2(1990,2) 』