〔動作原理〕

 「磁流理論」はこの時空を表すアインシュタインの相対性 理論におけるローレンツ変換式が、電気回路論における分布定数回路の式と同形であることと、この空間における物質とそれに働くあらゆる力(重力等の4つの 相互作用と念力を含む)は磁流によって出来ているとする「タキオン−光速粒子モデル」による知見とを ドッキングすることにより、1988年に佐佐木が提唱した物理から精神までを一気に説明する物理理論です(「磁流」そのものについてはあちこちの当方の著 作で述べていますが、ここでは「磁流とは」のコーナーを参照して下さい)。なぜ精神も説明するのか というと、分布定数回路の典型は神経系であるということから、この実在だと思っている我々の棲んでいる時空は実は何かの神経系の状態空間(その神経の挙動 を示す数学的空間)であるということが云え(この点は「場所の意識とエネルギースポット − 磁流ライン分析」も参照して下さい)、従来科学の定義としての「意識は神経系の挙動である」を踏襲すると、この時空である意識が正に眼前に展開し ている姿だと考えられることにあります。我々はこの磁流の分布定数回路の受端に存在するので、我々ひとりひとりの意識の、実存の根拠は、実はこの時空の意 識にあるということです。
 この磁流理論において、ふつうの物理学で云われている4つの相 互作用の磁流理論による再現と、人間の体性感覚に関する「7回螺旋構造」の存在から、位置角(分布定数回路において信号源から受信点までの電気的距離を角 度で表したもの)に関する方程式が得られ、それを解くことによって、この時空は磁流のフラクタル構造になっており、 その単位(イニシエータ、ジェネレータ)としての流れ構造の基本形が存在することがわかっています。この単位構造を「磁流の基本経路」と呼んでいますが、この数値解から改めて諸現象をみてみると、その構造はDNAやタンパク質のαヘリックスなどの生体物質から、水晶などの結 晶物質、準結晶物質、地球、火星、金星の「マントル対流」または「マントル対流」様構造、太陽の磁場構造、銀河系の螺旋構造、さらにはクフ王のピラミッド の稜線の構造、等々あらゆる現象の中にみられることがわかりました。
 そしてこの「磁流の経路」という時空における構造は、それが同 じ形であれば電気で云うところのLとCが同じになるため、磁流エネルギーさえあれば「磁流の共振」が起き得ることが云えますが、「磁流の基本経路」は共通 の構造ゆえに生体物質ともよく共振し、生体に直接的に反応していることが導かれます。実は生物とは何かと突き詰めると結局自己触媒作用にあるということが 生物学のセントラル・ドグマからも云えるのですが、この自己触媒こそこの「磁流の基本経路」の作用であることがわかっています。つまり「磁流の基本経路」 は生命力(磁流の自由エンタルピー)を与えてくれるのです。
 この相互作用は、「場所の意識とエネルギースポット − 磁流ライン分析」、「地震予知情報」のコーナーでも述べているように、地球の「マントル対流」も趨勢としてこの 「磁流の基本経路」となっているため、地球とも起きていることになります。
 「磁流の基本経路」はモデルとして3次元構造物として実際作る ことが可能です。すると実際物理量として測定できるようなある種のエネルギーを観測することができます。興味深いことに、その2次元投影像であるものをコ ンピュータ・グラフィックとして描いてもこの種のエネルギー場が観測されるのです。インクが「磁流の基本経路」を作ったことによります。これが生体のタン パク質などと相互作用しているわけです。
 これが、このコーナーで紹介する「磁流の基本経路図」の物理的 動作原理になります。
 各波数のものは「磁流の基本経路」をその波数で変調したもので す。
 体験談に あるような人生における円滑化体験のようなことがなぜ生ずるかについては「磁流の基本経路図」が位置角ゼロの構造だということにあります。実はそのことが あってこうしたものを開発したのですが、位置角ゼロの場というのは上記のように信号源から受信点までの電気的距離がゼロだということです。この時空である 磁流の分布定数回路の場合には、それは、状態としてこの時空を作っている元の意識すなわち宇宙意識(哲学の云う共通感覚)がストレートに伝達する状態に なっているということであり、「磁流の基本経路図」のようなものが側にあると、この方向に場が誘導されるのだと考えられます。ここが「磁流の基本経路図」 の最も積極的な意味です。この宇宙意識等については「無歪み条件の人々」のコーナーも参照して下さい。

○生体物質の波 数解析に成功

 一般に意識は脳神経の興奮のパターンと考えられていま す。どの神経が興奮し、抑制されるかはとくに脳内の神経伝達物質(脳内ホルモン)の挙動が決めるので、意識は神経伝達ホルモンの挙動ということができま す。
 神経伝達ホルモン(脳内ホルモン)については「ドーパミンな人びと」のコーナーでも説明しましたが、神経伝達ホルモンがどのような磁流の波数の波動場を もつことになるのか、「意識−角運動量説」に基づいて考察してみました。つまり、物質は磁流の渦であり、意識の種類は磁流の波数すなわちその角運動量の揺 らぎ数であるという考えに基づいて実際にその物質の角運動量の揺らぎ数を現代科学として知られているその構造、量子数などの知見に従って分析したわけで す。その結果、ミネラルやビタミンが「ロゼッタ・ストーン」となって、その磁流の波数を解析することができました。
 このようにして神経伝達ホルモンの磁流の波数が判明した結果、 数秘術で云っている各波数の、意識の種類と、神経伝達ホルモン(脳内ホルモン)の働きとしての意識の種類は、よく符合することがわかりました。数秘術にお ける秘数(誕生日から単数変換して得られる数)の、この符合が判明する前に既に知られていた科学性 すなわち秘数を磁流の波数と見なしてよいことについては文献1、「音声によるプラーナ測定」等をご覧下さい。
 ということは意識の種類はやはり磁流の波数なのであって、ふつ うの科学が云うように神経興奮に至る生化学反応として意識が起きているのだとしても、その背景には磁流の波動場があるのではないかと考えられるわけです。 意識の種類を決める神経伝達ホルモンの放出はその意識の種類に応じた波数の磁流場が生起したことによると考えることもできるということです。もともと我々 の意識は元の意識が磁流という形で我々に歪みつつも伝達した結果であるという考え(無歪み条件の人々の コーナー参照)にこれは正に符合します。
 こうした研究からホルモンだけでなく他の物質の波数も判明いた しました。
 ところで、ラジオニクスというものがある方面には知られていま すが、そこにおける波動の種類を代表するレートやコードといった数値は実はこの磁流場の波数に起因しているのではないかと考えられます。ラジオニクスの レート等は「波動」が分かる、感じ取れる人たちの経験によって積み上げられたデータであり、ラジオニクス装置によって違う数値になるのは、その開発者やオ ペレータ等、装置に向かう人の波動場と対象物のセットに対して定まっているからで、それが主張されているとおり正しく働いたとしても、再現性はそのセット に限られると思われます。
 しかし、磁流の波数はとくに神経伝達物質等の物質の構造に対す る波数である場合、この構造は普遍的であることが知られていますので普遍性をもっています。